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2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

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2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】


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FP事務所の中でも数少ない独立系非販売のFP事務所であるトータルサポートの相談の多くは、リタイアメントにともなうプランニングやそれに伴う資産運用、退職前の経済的自立による早期リタイア・FIREを目指す相談が大変多いFP事務所です。

 

それはNISAやFIRE・資産形成への連載したブログや雑誌への関連投稿記事も影響していますが、多くの方が関心の高い『配当生活・配当所得』にも強いファイナンシャルプランナーだからなのでしょう。

 

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

代表の横谷は、日本FP協会のAFPの活動と共に自身も配当所得=インカムゲインをコアにした現役の投資家です。実際、年間インカムゲインも400万円超えのFPだからこそ、中立・非販売で顧客に寄り添ったコンサルが実現でき、相談者のクライアント様もそれに期待しての申し込みが多いと推察しています。

 

本ブログでは定期的にインカムゲイン投資家として毎月のインカム収入の一部を公開しています。皆さんが感じる”配当生活”に匹敵する収入に相当するかもしれません。当月のインカムゲイン獲得の一部ですが、参考にしてみてください。

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2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

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2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

年間400万円インカム収入の核、Jリート・債券投資

 

インカム収入とは何?

 

インカムゲイン投資は売却による収益を取るキャピタルゲインとは異なり、保有することで得られる利益です。インカム収入の代表格として株式からの配当や分配金、債券の利金、不動産投資からの家賃、ソーシャルレンディング利金や利子収入などですが、多くはほったらかし的な運用が魅力の投資スタイルです。

 

インカムゲインとキャピタルゲイン

キャピタルゲインとインカムゲイン

 

インカム投資 究極の目指す姿は

年間生活費

   ≦ 年間運用インカムでカバーですね 

 

配当金生活をシミュレーション

毎月一定の配当金を得るために、いくら必要になるかシミュレーションしてみることです。投資金額は同じでも、配当利回りが違えばもらえる配当金も変わってくるので、配当利回りを考慮する必要があります。また受取も特定口座の場合には、ざっと20%(正式には20.315%)の課税後の受取になるので、どの口座を利用するかも重要です。恒久非課税のNISA口座が最も投資効率が高い口座になり、間違いなくおすすめします。

 

例えばNISA口座から日々の生活や老後の生活に毎月4.5万円のインカムゲインが得られるだけでも、大きく生活の潤いや安心感が違ってくるでしょう。ここで公開する運用方法は、取り組みがしやすい不動産投資信託J-REITと債券からの利金を中心にお届けいたします。

 

株式等によりインカムゲイン収入を得るには

 

株式でもJ-REIT(不動産投資信託)をご存知ですか?  J-REITの魅力は、何と言っても高利回り・高配当なことです。なぜ高配当になるかというと、J-REITには運用後の利益の90%以上を配当することで法人税の支払いが免除されるという仕組みがあり、法人税をゼロにして投資家に還元する仕組みですから配当投資には最適商品です。

 

現在J-リートは1年以上の逆風の真っただ中の動きをしています。コロナ暴落2020.3月から短期で回復、指数2000前後のボックス圏内で動いていましたが、ここ1年以上の価格下落継続が続いた結果、11月現在の全銘柄平均利回りは4.96%(前月は4.95%ですから停滞悪化)となっています。

 

リート指数

 

私のポジションはコロナ禍暴落のポジションも多く平均表面利回りは5.01%なのですが、現在10%近い含み損を抱えています。ただし高配当投資ではよくあることで、毎年5%を受け取り10年運用していると累計50%獲得と読み取れますから、毎月の配当受取りに着目して、価格回復を待つ戦略予定です。

 

日銀の金利先高懸念や海外投資家の離脱で売り方優勢のJ-REITの今ですが、賃料上昇と物件の売却益環境は好調であり、こんな時こそ余力を温存しつつ、じっくりとポジションを作るチャンスなのかもしれません。

 

J-REITは投資家から集めた資金で収益不動産を買い管理、家賃や売却益を投資家に分配します。大きなファンドでは1兆円を超えるものもあり、小さなファンドでも数千億円となり、オフィス・住居・商業施設・物流施設・ホテル・ヘルスなどが主な投資先になっています。

 

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

このJ-REITはNISAの成長投資枠でも購入ができ、利回りも4%超えとなっている銘柄も珍しくなく、インカムゲイン獲得の有望な投資先です。一度購入すると年間2回の決算月がほとんどのリートに存在して、年間2回の分配金を得ることができます。

 

賃貸契約の特性から住居でも最低2年間、物流倉庫などは長期10年間契約も珍しくなく、期間中の安定家賃が見込めるため、分配金予測も立てやすいのが特徴です。

 

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

また私は株式資産の15%をリミットにインフラファンドにも投資をしています。

 

インフラファンドは、再生可能エネルギー発電設備等への投資を通じて安定したキャッシュフローや収益を得られる投資先です。これは中長期に渡る持続的な成長戦略及び分配金を約束するもので、仕組みとしてはJ-REITと同様の投資家へ90%分配の仕組みで法人税を回避しています。

メガソーラー発電所

上場インフラメガソーラー発電所 

風力発電所

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

再生エネルギーには国策としての大きな拡大性と国の固定売電価格(FIT制度)からの自立化という二つの相反する課題を持っています。高配当なのは減価償却費からの超過収益も含めた分配金により、6%+2%前後の高い利回りが実現されているといえます。

 

現在は太陽光メガソーラー発電所と一部風力発電所・水力発電所・バイオ発電ですが、クリーンな再生エネルギー売電や敷地の使用賃貸によって、安定的なリターンを得られています。このインフラファンドもNISA成長投資での購入対象になります。

 

インフラファンドは現在上場以来の安値圏が続いています。2020年開始のの東証インフラファンド指数を大きく割り込んでいます。巡行利回りが6%が、なんと現在利回り8~9%にタッチしています。机上ではチャンスですが、さまざまな理由と憶測が入り混じり、投資家不在にもなっていて追加投資がしにくい環境です。

 

2033年以後の電力固定買取り制度(FIT)の終了やリート同様の利益の90%還元スキーム(導管性10年間以降)の継続可否、再生可能エネルギーに対する政策的な不透明が続いています。またタコ足ではないものの、減価償却費からの60%以上還元の利益超過分配金などの分かりにくい部分が高いプレミアム利回り実現として存在しています。

 

しかし、私はここまで売られる状況になるのは理解できませんが、ダラダラと下がり続けているのは事実です。主要因は大口の売り方の離脱と空売りだと考えており、板が薄いので簡単に売り崩されてしまっています。

 

ただし、8%-9%利回りは、お試し買い開始のチャンス到来、10%実現ならビックチャンス(投機的チャンス?)だとも考えられます。現在はじっくりとした時間分散投資を手掛ける事を推奨します。

 

FIT電力固定買取り制度はメガソーラーでも開始20年間、新規のメガソーラーの買い取り価格も年々下落、設備は安価での設置傾向ですが、FIT後の制度運用、電力自由取引FIP制度とか企業向けのRE100などと新たな制度での収益性の持続が鍵になる投資先です。

 

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

■高配当投資のNISA成長投資

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

NISAの投資枠では、最大1,800万円までの運用が可能ですが、うち成長投資枠が配当生活の対象口座になり、毎年投資の最大枠は240万円、5年間で成長投資枠最大の元本1,200万円までが投資可能となります。NISAには分配金や売却益が非課税になるという大きなメリットがあり、これにより長期での資産形成や配当生活が有利な形で可能になります。この制度を活用しない手はありません。

 

もし1,200万円の投資元本で利回り4.5%のポジションをNISAで実現できたとすれば、半年ごとに27万円、年間54万円の分配金や配当金が得られます。つまり毎月4.5万円の不労所得獲得です。

 

成長投資枠1,200万円×4.5%=54万円

54万円÷12ヶ月=4.5万円

 

このスキームが続くとすればNISA口座内では全て非課税となり、恒久的にこの収益を非課税で受け取れる事になります。私も旧NISAと特定口座、新NISAを現在併用しており、非課税のメリットも多く享受しています。

 

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皆さんもこの『NISAの成長投資枠を活用した”高配当投資によるインカムゲイン獲得”』を目指してみませんか?

 

NISAで作ったポジションは恒久保有が出来、非課税によるREITなどの運用にとって最適な設計になります。運用には少しコツがいりますが、全体像を把握して長期にリターンを得られれば、恒久的な不労所得の獲得ができます。

 

2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】

 

インカムゲインを狙う投資方法は、下の右の図にある『一般NISA』のイメージに相当し、毎年の配当などを可処分所得として受け取ることが出来ます。もちろんこれを再投資して資産拡大も可能です。つまりこれは資産形成やリタイア後の消費行動にも活用することが出来るということです。

つみたてNISAと成長NISAの運用のイメージ

 

このJ-REIT保有による分配金獲得ですが、当月予定の分配金の全てがSBI証券から入金されましたので、当月のインカムゲインを公開しました。インカムゲイン投資のイメージと共に今後の運用のご参考にしてください。

 

2024.11月の20万円、インカムゲイン報告

 

多くのインカムゲインは決算月の3か月後に配当や分配金の入金となります。したがって今月の入金は決算が3か月前に行われた銘柄です。レポートは入金が実現したベースでの報告となっています。

 

リートなどのインカムゲイン収入を報告

 

GLP投資法人 

種別 物流型リート3281

どんなリートか

中国投資会社、国際物流大手のグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッドの傘下、日本GLP株式会社がスポンサーの物流施設特化型J-REIT。GLPは外部成長を加速させており、資産規模は9,000億円に成長した結果、物流リートの中では最大級規模となる。GLP座間・横浜など400億円超えの大型倉庫を中心に、外部成長に積極的なリートです。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

11,472円入金がありました

NISA口座と特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
129,100円

 

年間予定分配金
8月 3,158円実績

2月 3,308円予定(2025年)

8月 2,702円予定

 

年間予定分配金利回り
4.66%

コメント
コロナ禍での安定で価格上昇した物流リートは、その上げを吐き出して下落、利回りが上昇しており、物流スタッフ2024年ひっ迫問題や物流施設過剰競合問題もあるものの、安定感は高いといえそうです。リートのETFでは物流部門の筆頭に上がることが多く、規模や運営する最先端り物流倉庫として注目されています。ただし注意すべきは1棟100%賃貸貸しが多く、複合賃貸施設もあるものの、退去時のダメージインパクトが高い部分に留意しておきましょう。

 

 

 
福岡リート投資法人 

種別 総合型リート8968

どんなリートか

福岡リアルティが運営する九州を中核にした総合リート。資本は福岡地所を中心として九州電力、福岡銀行など九州の有力企業で構成されているのが特徴の地域特化リートとなっている。ポートフォリオでみるとキャナルシティ博多を旗艦物件とし、物流、住宅、ホテルと幅広い物件に投資している。資産規模は2,063億円(2022/4末時点)と比較的小規模。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

6,136円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
142,600円

 

年間予定分配金
8月 3,850円実現

2月 3,900円予定(2025年)

8月 3,900円予定

 

年間予定分配金利回り
5.47%

コメント
福岡特化型で現在3,600円×2回を巡行としたリートなのですが、沖縄にもホテルを保有している自由度が高いリートです。東京、大阪と並び福岡は経済中核都市であり、九州以西中心の運営は、地政学的な分散リートとしても魅力的です。利回りも5%を超えてきており、物件選定は地域特化ならではの優良な物件が多いと感じています。

 

 

 
 
 
日本都市ファンド投資法人 

種別 総合型リート8953

どんなリートか

リートの産業都市ファンドも運営する米国投資会社のKKRをスポンサーとするリート。商業REITとオフィスREITを合併させ、複合型リートの日本都市リート(JMF)となり現在に至る。規模は、時価総額6,700億円で大型リート物件も多く、物件としては大阪のオフィスビルであるツイン21(598億円)や地域分散でのイオンモールなど多数物件を全国に保有。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

11,027円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
90,600円

 

年間予定分配金
8月 2,306円実現

2月 2,306円予定(2025年)

8月 2,700円予定

 

年間予定分配金利回り
6.05%

コメント

資産規模もリート大型クラスであり、魅力は高い利回りと共に地域分散が効いた強固なポートフォリオでしょう。複合リートとして日神ホールディングスとの協業により、住宅アセットの強化も計っており、外資系ならではの売り買いが激しく、売却益も狙えるフットワークが期待できるでしょう。

 

 
 
 
大和ハウスリート投資法人

種別 総合型リート8984

どんなリートか

大和ハウス工業がスポンサーの総合型J-REIT。複数の投資法人を統合・合併した結果、総合型リートとなった。旗艦物件は茨城県つくばのイーアスつくば(341億円)や大和ハウスが運営する倉庫『DPL(ディープロジェクト・ロジスティクス)』など300億円規模を複数保有している。(時価総額は6,100億円と大型クラスリート)

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

9,251円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
233,100円

 

年間予定分配金
8月 5,804円実現

2月 6,300円予定(2025年)

8月 5,700円予定

 

年間予定分配金利回り
5.13%

コメント
分割を2回しており、直近では2016年に2分割。その後の分配金も安定右肩上がりとなっており、投資家の期待を裏切らない経営が続いています。物流施設は減価償却の関連から超過分配金が発生しやすく、安定した分配金が期待できるでしょう。

 
 
 
ヒューリックHURICR 

種別 総合型リート3295

みずほFGとの関連が強いヒューリックがスポンサーの総合型J-REIT。東京圏オフィスと商業施設からなり、最大20%までで有料老人ホームやネットワークセンターといった「次世代アセット」を取得の投資方針を掲げている。資産規模は3,932億円とミドル規模クラス、オフィスが約61%、残りを商業施設や次世代アセットという構成。JCR格付け「AA」で旗艦物件は「ヒューリック神谷町ビル」。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

11,472円入がありました

NISAと特定口座分にて運用中

 

11/20現在株価
132,000円

 

年間予定分配金
8月 3,654円実現

2月 3,500円予定(2025年)

8月 3,500円予定

 

年間予定分配金利回り
5.27%

コメント

ヒューリック自体が東京都心部の不動産賃貸業・投資開発を積極的に行っており、ヒューリック投資法人にも長年培ったノウハウが活かされています。みずほとの関係は合併前の旧富士銀行との関係からであり、現在もみずほ関連の店舗、社宅なども不動産を多く保有しています。知名度もあり、堅実・安心して保有できるリートです。都市部にはHULICRの冠を付けた物件が多数見かけますし、安定感は高いと感じます。

 

 
 
 
サンケイリート投資法人    

種別 総合型リート2972

どんなリートか

サンケイビルをスポンサーとするオフィスを中心とした総合型REIT。現在、サンケイ関連のテナントが多いが、オフィス中心のポートフォリオを旗艦物件の空将問題もあり売却しつつ、ホテル・物流施設・住宅を取得して総合型リートへの転換中。(オフィスの投資比率を50-70%へ低減を図っている)

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

11,328円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
76,400円

 

年間予定分配金
8月 2,300円実現

2月 2,369円予定(2025年)

8月 2,250円予定

 

年間予定分配金利回り
5.26%

コメント
サンケイ経営陣の運営が上手くない状況が続いていたリートです。スポンサーサイケイからの大型オフィスリートとして立ち上がったものの、コロナ禍中の大型空床を長期でも埋められず大きな損失で売却、売却後には当該物件にテナントがしっかり付くといったリーシングのまずさを露呈しました。複合リートへの転換に変更、ホテルを大量取得した後に金沢物件での地震と安定感が今一で、運用物件も少なくダメージが発生しやすいリートです。スポンサーのサンケイが何とか支えている感が強く、今後も未知数であり積極的に私も追加投資投資しにくいと感じています。

 

 
 
 
タカラレーベン投資法人    

種別 総合型リート3492

どんなリートか

マンションのタカラレーベンがメインスポンサーの総合型J-REIT、2018年7月上場。ドーミーインホテル等を手掛ける共立メンテナンスや家電のヤマダ電機がサブスポンサーです。資産規模は小規模な1322億円。住宅37%、オフィス34%、商業施設16%、その他ホテルと共に底地への投資と分散が効いたポートフォリオとなっている。旗艦物件は東京品川のNTビル。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

8,606円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
85,500円

 

年間予定分配金
8月 2,700円実現

2月 2,700円予定(2025年)

8月 2,700円予定

 

年間予定分配金利回り
6.32%

コメント
タカラはさまざまな不動産関連に手を広げており、リートにも2018年に進出しました。分配金は半期で2,700円巡行計画のようで、適時増資をしながら追加物件の取得を行い規模の拡大を計っています。多くのスポンサーからの物件調達が可能なようで、規模はまだまだ小さく旗艦物件はオフィスや商業施設、ホテルが名を連ねており、住居は4割に満たない程度ですが、用途分散は効いておりリスクは低いでしょう。ただし高い利回りが示すように規模・積極財務と不安要素は多くまだまだ評価は低く、複合リートの利回り優先案件として投資家に買われている状況ともいえそうです。

 

 
 
 
Oneリート投資法人  

種別 オフィス型リート 3290

どんなリートか

みずほ信託銀行をスポンサーとするオフィスREIT。投資対象は中規模のオフィスを中心としている。物件の入替えにより”質的ポートフォリオの改善”を継続しながら、中長期的な資産規模目標2,000億円の実現に向けて取組みを進める。現在1,200億円と小規模のリート。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

21,786円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
230,800円

 

年間予定分配金
8月 7,020円実現

2月 6,835円予定(2025年)

8月 6,850円予定

 

年間予定分配金利回り
6.01%

コメント
大型物件を揃えるオフィスリートではなく、中核は中小の小ぶりな好立地を集めたリートです。また築年数に拘らず、優良と思われる物件を取得しており、コロナ禍後も更新時の賃料アップにバリューアップ工事なども行い実現している不動産運営は上手いリートだと感じます。比較的安価で優良物件を入手して付加価値を高めて運用するリートであり、出口戦略は難しいものの、その運営を評価できる投資家には好感であり、投資対象になるでしょう。

 

 
 
 
野村(NMF)マスターファンド  

種別 総合型リート 3462

どんなリートか

野村不動産がスポンサーの総合型J-REIT。複数の用途の投資法人リートを吸収合併して現在に至る。また物件入替えを行いながら資産規模を拡大し、大型リートの1兆1000億円超に成長。ポートフォリオの内訳は、オフィス43%、住宅19%、商業施設15%、物流施設20%と分散されている。JCR格付「AA」、R&I格付け「AA-」取得。旗艦物件は「日本電気本社ビル」。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

8,248円入金がありました

特定口座にての運用中

 

11/20現在株価
142,200円

 

年間予定分配金
8月 3,440円実現

2月 3,450円予定(2025年)

8月 3,509円予定

 

年間予定分配金利回り
4.89%

コメント
同じ野村のリートだったオフィス系とレジデンス系を合併して立ち上がったリートです。旗艦物件はやはりオフィスがダントツに多く、そこにスポンサーの力でホテル・住居・商業施設なども組み合わせるようになり安定感が増しました。リートETFにも組み込まれやすい高格付け・選定条件銘柄ですが、投機的な大口売買も散見されて価格変動は大きいと感じています。分配金は連続的な増配傾向を実現しており、十分投資対象にしたいリートだといえます。

 

 
 
 
ラサールロジポート 

種別 物流型リート 3466

どんなリートか

米国、欧州及びアジア太平洋地域において不動産投資運用サービスを提供する世界有数の不動産投資顧問会社ラサールグループをスポンサーとする物流特化型J-REIT。東京圏及び大阪圏の大規模物流施設へ投資しています。スポンサー開発物件以外にも外部再開発物件や低稼働物件のリースアップ等、収益のアップが期待できる案件にも投資します。資産規模は3800億円超と中規模。JCRから「AA」格付。旗艦物件は「ロジポート尼崎」。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

7,252円入金がありました

NISA口座にて運用中

 

11/20現在株価
145,000円

 

年間予定分配金
8月 3,637円実現

2月 3,626円予定(2025年)

8月 3,683円予定

 

年間予定分配金利回り
5.05%

コメント

東京圏・名古屋/大阪圏(関西圏)の大型倉庫(ロジポート)を中核とした物流リートで、床面積が比較的広く工業団地を中心に展開しています。エリアの中核は関東圏(除く東京)ですが、東北仙台にも出資しています。物流ロジの中でも物件売却と新規取得が頻繁で、売却にともなう分配金の変動費率が高く、築年数は若くなっている部分は好感ですが、投資時期には次回以降の分配方針や状況の確認をして投資すると分配金や投資価格の変動がある程度予測できるでしょう。

 

 
 
 
森トラストリート投資法人  

種別 総合型リート 8961

どんなリートか

森ヒルズリートも運営する森グループのリートであり、森トラストがスポンサーとなる総合型REIT。現在の主な投資対象はオフィスとホテルであり、以前はオフィスのみであったが、森トラスト・ホテルリート投資法人と合併した結果、以下のポートフォリオになる。現在、オフィス5割、ホテル3割、残りが商業施設等となり、森グループらしく、東京優良の都心部が8割を占める。JCRから「AA」の高格付を取得。旗艦物件は「東京汐留ビルディング」だが、汐留地区の空床懸念を抱えている。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

3,514円入金がありました

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
61,800円

 

年間予定分配金
8月 1,740円実現

2月 1,757円予定(2025年)

8月 1,669円予定

 

年間予定分配金利回り
5.52%

コメント
森トラストGrのふたつの総合型とホテル特化型との合併リートの全21物件であり、コロナ後のホテルリート回復による分配金好転と成長が期待されている。直近では2023年に2分割したものの、実質の分配金は増加傾向で、予測値を上回る分配金を計上しています。オフィスはマスター契約が中心であり、中抜き部分があるものの不動産会社とのテナント契約に基づく安定した賃料が期待できるイオンリートのような契約形態もある意味メリットがあり評価できます。

 

 
 
 
三菱地所物流リート  

種別 物流型リート 3481

どんなリートか

三菱地所がスポンサーの物流型J-REITです。主要な投資対象は物流施設だが、ポートフォリオの20%を上限として工場、研究開発施設及びデータセンター等の産業用不動産へも投資可能としている。資産規模は2711億円に成長となり中規模クラスに接近している。JCR「AA」格付を取得。旗艦物件は「ロジポート川崎ベイ・ロジクロス」。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

9,602円入金がありました

NISA口座にて運用中

 

11/20現在株価
349,000円

 

年間予定分配金
8月 9,602円実現

2月 9,441円予定(2025年)

8月 8,219円予定

 

年間予定分配金利回り
5.06%

コメント
三菱の冠がついた物流リートなので好感度は高い。分配金も外部成長と共に拡大し続けており、高い増配率となっていて今後も安定的な運用が期待できる。現在、物流関連は価格調整が進んでおり、購入チャンスにとして買い増ししたい銘柄です。好調な分配金は売却益も寄与していますが、減価償却からの利益超過金もないのも好感できます。物流リートの中では三井ロジと並び安心して保有が出来る銘柄です。

 

 
 
 
オリックス不動産  

種別 総合型リート 8954

どんなリートか

オリックス・グループがスポンサーの総合型J-REIT。オフィスが56%と過半数を占めて、そこに商業施設、ホテル、住宅、物流施設へ分散投資をしている。物件規模は7,200億円と大型クラスのリートに成長した最古参クラスのリート。JCR「AA」、R&I「AA-」格付を取得。

 

決算月と分配月

2月決算の分配5月と8月決算の分配11月の入金

 

今回の入金された分配金

3,044円の入金見通しです

特定口座にて運用中

 

11/20現在株価
165,200円

 

年間予定分配金
8月 3,880円実現

2月 3,820円予定(2025年)

8月 3,950円予定

 

年間予定分配金利回り
5.52%

コメント
総合型のリートとしては中堅以上の規模であり、オリックスリートは不動産リートにも上場当時から進出している老舗のリートです。首都圏・東京圏が中核で、オフィス(中型)・商業施設・物流施設・住居と分散された物件で安定感は高い。オリックスグループ企業と連携した物件取得や管理を協同しているため、利益相反関係があるものの、共に成長するスタンスで臨んでおり一定の安心感があります。

 

 

 

債券のインカムゲイン収入を報告

 
 
 米国国債 利付債 

種別 米国国債

どんな債券か

米国政府が発行する国債は世界で最も安全な債券と言われています。発行はストリップス債というゼロクーポン債と利付債の2種類ですが、インカム投資家として利付債を運用しています。

 

・相対的に高い利回り

・世界で抜群の安全性

・高い流動性で売却も安心

・ドルを持ちたい、長期投資では為替に負けない

 

決算月と分配月

5月と11月に利金支払い

 

年間2回の分配

11月   494.78ドル実現

5月  495ドル予定(2025年)

11月   495ドル予定

 

11月に入金された利金

494.78ドル入金されました

(79,561円にて換算/154.8円ドル円)

 

既発債兼、つまり中古で流通している債券への投資です。米国国債はトレジャリーボンドとも言いゼロクーポン債は複利効果があり、20年以上の長期投資に適しています。また額面から相当安く購入できて、満期償還時には額面ドルで入金されます。

 

一方、私が運用する利付債は額面の利率が満期まで適用されて、年間2回のインカムゲイン利払いが約束されており、リタイア生活に向いている投資です。いづれも購入時の長期金利の影響を受けますが、4%台の金利では間違いなく買い時です。円高・高金利といった稀な状況がベストタイミングですが、利率と期間を重視した保有優先の投資がおすすめでしょう。

 

 

 

11月リート・債券からの入金まとめ

 
当月リート・債券インカムゲイン合計は 202,2991円 でした
 
手取りでリートだけで20万円のインカムゲインは上出来だといえるでしょう。
 
≪補足≫
 
※これ以外にインカムゲインとしては米国ETFファンドなどや不動産投資の家賃からも入金がありました。
 
赤文字が入金
◆米国ドル建てETF (利回りは2024.6現在)
 
・BLV 米国長期債ETF
   (毎月分配) 4.51%
・BND 米国長期債券ETF
   (毎月分配) 3.38%
・PFF  優先株式&インカム証券ETF
   (毎月分配)  6.34%
・HDV  iシェアーズ゛米国高配当株
   (年4回分配)ETF  3.41%
・QQQM インベスコNASDAQ100ETF
   (年4回分配)  0.66%
・SPYD  SPDRポートS&P500高配当株
   (年4回分配) 4.53% 
・VYM  バンガード米国高配当ETF
   (年4回分配)  2.92%
 
その他 投資インカム
・ソーシャルレンディング(適時分配)
・ワンルーム不動産投資 家賃(毎月)
・個人向け国債変動10年(年2回利金)
・グローバルX 高配当30日本株ETF()
・高配当J-REIT ETF(3銘柄保有で毎月分配)
OneETF 東証リート指数(1月・4月・7月・10月)
is コアJリートETF(2月・5月・8月・11月)
MAXIS JリートETF(3月・6月・9月・12月)
 
 
FPがバインダーを持ち指差ししている。
 

アセットアロケーションがインカムを安定

 
インカムゲインは、不労所得のひとつです。
 
これは労働の直接的対価として得る賃金・報酬以外による所得のことで、 自分自身が労働することなく得られる所得、お金が働くとも言い換えることもできます。
 
不労所得の多くは資産が働くことで生み出すことで得られる利益(インカムゲイン)として得ることができます。特にインカムゲインの安定としては株式・債券・現物資産を持つことが有効だとされています。
 
 
資産3分法を活用したポジション
2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】
 
またポートフォリオと運用資産の配分を決めて投資する方法には、株式6:債券4など家計の事情や年代リスクレベルにより異なりますので、資産運用に強いFPに相談されるとよいでしょう。
 
 
株式6:債券4のクラッシックポジション
2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】
 
資産運用は、『長期・分散・積立て』が基本ですが、これは全ての方に当てはまるわけではなく、FPからの中立的なアドバイスや情報提供は長期的な資産形成にも大きくプラスになる筈です。
 
年齢が20代でしたら、リートよりも株式投資や積立投資が向いてるでしょうし、米国株式などもターゲットに入ります。ドル建ての資産を持つのは円安の中でもリスクヘッジになるでしょう。
 
株式100%(米国)のハイリスクポジション
米国株式100ぇのアセットアロケーション
 
自分に合ったポートフォリオづくりは大変です。何故ならば、預貯金・運用資産・保有不動産や保険・収入と支出やローン・将来の年金など加味した最善のポートフォリオを作るのは自分ひとりでは非常に難しい作業だからです。
 
お金のホームドクターFPのアドバイスを参考にしながら、あなたにとって最適なポートフォリオを考える事は、ある意味近道だといえます。長期的な資産運用を正しい方法で行えれば、多くの方が資産が増えていくことでしょう。
 

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    FP事務所トータルサポートは、日本FP協会が提唱する人生100年家計戦略を家計改善・貯蓄・運用からフォローします。FIRE実現を側面からコンサルティングとノウハウで応援いたします。

     

    FP事務所トータルサポートからご挨拶

     

    2024年11月度 インカム不労所得20.2万円をNISA成長投資で実現【FP事務所トータルサポートブログ】  

     

    数あるファイナンシャルプランナー事務所から当事務所への訪問ありがとうございます。トータルサポート代表の横谷です。

     

    当事務所は、保険も金融商品も販売しない、コンサルタントのみで開業している数少ない『独立系非販売』のFP事務所です。当所の特徴は、国家資格のFP資格とともに実際の資産運用を行っている現役の投資家でもある点です。

     

    人生の3大資金といわれる『教育資金』『住宅資金』『老後資金』などの資産形成やFIREと言われる早期リタイアの為の資産形成などの運用対策や貯蓄対策を中心にして活動しています。

     

    1. 資産形成に挑戦したい方
    2. 資産運用を始めたい、やられている方
    3. FIREやリタイアメントを考えている方

     

    そんな方には最適なファイナンシャルプランナーです。

     

    自身もFIREと言われる経済的自立とともに資産運用を行っており、現在いろいろな運用先から年間400万円を超える配当・分配金などのインカム収入を得ています、その経験やノウハウもコンサルティングで活用しています。

     
     

    FP事務所ナビゲーション

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    代表プロフィール

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    FP事務所トータルサポートの特徴

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    早期リタイアFIRE実現サポートの検証

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    資産形成・資産運用

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    お金の健康診断ライフプラン作成

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    ライフプランシュミレーター比較

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    FP相談のいろいろな事例

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    コンサル後の相談者様の声

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