独立系FP解説 米国投資が圧倒的に人気が高い理由【下町FPブログ】
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お金にまつわる様々な有用な知識を独自の視点や切り口で独立系FP&非販売のFPが解説します。
NISAやiDeCoの相談を個別メール相談や僕も参加しているYahoo知恵袋での相談で読み解くと、明らかに質問が「米国関連の投資信託」に対しての質問や回答が多いことに気づきます。
投資をされる方が、ある程度勉強してくると、必ず興味を持つ投資があります。それが米国向けの投資です。株式も債券も為替も、すべてが色々と米国は注目されています。いったい米国にはどんな魅力やポテンシャルを感じて、投資対象として皆さん行きつくのでしょうか?。
コロナショック以降、米国株式市場は、FRB(米連邦準備制度理事会)による量的緩和と政府の緊急支援策に支えられ、V字に急速に回復してきました。FRBの大量国債買いに伴う大量の資金供給により、お金がだぶつき株式市場にもお金が流入した結果です。
トランプ政権のバラマキ的な施策もあり、コロナ禍でも経済を優先的に回した結果、経済指標の回復傾向が出たことも相場の上昇につながりました。なんとなく毎日何万人も感染者が出ており、死者もベトナム戦争を上回っているのに淡々と経済は動き、株価が回復しました。日本とは状況が異なる回復です。
米国の10年間のダウ平均推移チャートです。一番右の動きが、コロナインパクトです。
このコロナ禍の中で、米国ダウやナスダックは最高値圏にあっという間に戻してきています。現在はトランプ大統領再選や、雇用の不安定感により雑音が入っていますが、急落した株式、コロナで10万人以上の死亡者を出しても、上り続ける米国市場の強さはいったい何なのでしょうか?。
あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。実は米国投資に対しては、多くの方が実践されており、Yahoo知恵袋相談でも毎日のように質問が出る米国投資なのですが、その強さの実態と今後のNISAやiDeCoでの力強いパートナーになりえるのかを考えてみたいと思います。
下町FPメルマガ講座は、FP視点からの簡単なワンポイントで情報を整理したお金のお得情報をお届け発信をしています。
FPブログ解説 米国の国力源泉とダウ平均の正体について
米国の市場を見てみる前に、国力を考えてみましょう。国力とは、一般的には、国民・政治・経済・軍事・科学・技術・文化・情報などの能力と影響力を総合的に判断したものと解釈が出来ます。
その中でも米国は超大国であり、人口も3億人を超えて先進国の中では人口増加をしている珍しい国です。GDPや軍事力、文化やイノベーションでも、今でもTOPクラスを継続しているのは言うまでもありません。
イノベーションの世界でも、宇宙開発技術、軍事技術、民間でも電気自動車のテスラを筆頭にしたモノづくりや、GAFAと呼ばれる、google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を集めた世界の市場を圧倒している企業、あるいは+M Microsoftなどのオリジナルの新興勢力が世界のお金を株式から集めています。
日本では、いまだにパナソニック、東芝、日立、三菱だとか、車はトヨタだとか言っている間に世界の家電技術もクルマも新興国・中国・台湾に追い越され、しかも企業買収を受ける事態も出てきてしまいました。この国力・国勢の違い何なのでしょうか?。
日本は過去は円安を活用した高所得国でした。現在は、”中進行国の罠”と同様に身動きが取れない状況です。イノベーションがない、規制緩和が出来ない、既得権を打破できない、人口減によるインフラ・労働力の維持が困難と問題山積です。
この経済学で言う”中進国の罠”とは、国民一人当たりGDPが1万ドルに接近する「中進国」となった頃から「途上国」の追い上げによって競争力を失う。また先進国程の技術力がないため成長が停滞してしまう現象のことを指します。継続成長にはモノマネでないオリジナルの独創力やイノベーションが必要なのです。
一方、株式市場を見てみましょう。毎日のようにニュースで伝えられるダウ平均の正体をご存じですか?。日本の日経平均株価は225社の株価がベースですが、米国のダウ平均は、たった30社の株価の平均です。しかも、銘柄入替は不定期に行われており、米国の主力産業の変遷に合わせてた銘柄変更が行われ、農業/製造業/鉱業中心の構成からサービス業やハイテク企業などが加わった構成へと進化し続けています。
日本の生命保険や銀行などは、資金の運用に対して米国国債を購入して利払いや運用に多用していますし、現在は低金利ではありますが、10年物・30年物の国債のゼロクーポンン債というのも元本確保の安定投資先として安定的な需要があります。株式も債券も米国の安定感に対しての世界の信任が厚い証拠なのです。
こんな米国の秘めたる可能性やポテンシャルを、世界が認めているのです。投資運用のターゲットになるのは当然と言えば当然なのでしょう。中短期では変動を繰り返しつつ、この米国投資の長期投資の魅力に気づいた方が米国投資に流れている状況なのでしょう。
米国の強さと日本での運用の入口は
米国株式とはどのくらいの上場数があるのでしょうか? 実に5200銘柄もあるそうで、確かに探せばバリュー投資もできると思います。私たちがNISAやiDeCoの非課税運用を通じて資産形成をしようとすれば、特定のテーマの投資信託となります。
市場は、元気なナスダックやダウが狙い目となりますが、実はSP500の人気がダントツです。ダウ工業平均30種も定期的な入れ替えをしていますが、分散投資の観点からもS&P500指数に軍配が上がります。500銘柄を構成銘柄とした指数算出ですから、ニューヨーク・ダウに比べ、より米国株式市場全体の値動きを反映すると考えられているからです。
米国では、投資の神様ウォーレンバフェットが奥さんに言ったように、とにかくS&P500指数を買え!という方が多く、米国民の年金運用も含め、S&P500が高い人気を集めているのです。
その理由としては、ダウは30銘柄で構成されている中、500銘柄で構成されるS&P500指数は、より分散が効くという考えです。これは投資の基本と同じ考え方ですね。より幅広い銘柄に分散されている分だけ、リスクが低くなるはずだと考えられています。
最新のダウ銘柄30は
SBI解説ダウ30銘柄はこれ
それとニューヨーク・ダウの正体はダウ・ジョーンズ工業株30種平均と言われるように、工業株が中心であることから、銘柄の入替えをするものの、一時代を築いた遅れた工業株の一角も入ってしまう恐れがあるから、逆にS&P500に人気が集中するのでしょう。
そんな米国市場への投資は、直接海外投資もありますが、一般的な選択として、やはりiDeCoやNISAを使った投資信託が基本になると思います。資産形成の3法則である長期・積立て・分散の中で、選ばれ注目されているファンドがあります。
■米国投資の非課税商品運用でよく出るファンドとしては・・
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
- SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
僕的には、インデックスと言えば、バンガードで、最新ファンドのSBIバンガードファンドS&P500が思い浮かびます。日々の純資産総額に年0.0638%(税抜:年0.058%)を乗じた信託報酬(手数料)が掛かります。とても魅力的な業界最低手数料ですね。
■一方、米国株のETF人気ランキングです。
- バンガード S&P500 ETF
- バンガード トータルストックマーケット ETF
- バンガード 米国高配当株式 ETF
パフォーマンスは、ご自身で確認ください。投資は、自己判断で願います。
数々のショックを乗り越えてきた米国経済
たしかに米国に世界の富が集中しています。米国シンクタンクの発表では、米国内の富は最も富裕な3名(マイクロソフト/ビルゲイツ・投資家/バフェット・アマゾン/べソス)が下位1億6千万人の合計資産を越していると発表しました。しかも豊かな米国民の筈が、5名に1名は無資産状態であると米国の闇の部分が伝えられました。
そして2020年も米国TOP富裕層400名の資産が、発表されました。このTOP400名の資産は339兆円になったそうです。このコロナ禍の中でも、実に資産は8%も増加したそうで、ますます富の集中が起こっています。確か5年前が281兆ですからすさまじい伸びです。
トップ1%の富裕層の資産が、国家の40%を占めているとも言われている米国です。日本も小泉改革・アベノミクスを通じて貧富の格差は拡大しましたが、日本は世界的にも社会主義に近い理想追及の社会保険制度を敷いているので格差が目立たず、中流意識もまだ残っている方が多いのです。
そんな米国といえども、過去世界的な金融危機やショックを受けて、大幅に何度も下落しました。しかしそのたびにに跳ね返して高値を更新し続けていることを考えると、米国投資の安定性や成長性に期待することは、一定の合理性があります。
この下のチャートはダウ平均のコロナショック前の価格チャートです。いくつもの危機が発生して、資金の引き上げが起こりましたが、見事に跳ね返して回復する力があるのです。
一方、同様のタイミングでの日本の日経225平均の市場チャートです。回復力や反発力の差は、歴然ですね。
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今日のポイント
・投資信託には、新興国・資源国・先進国・特定国・・いろいろあるものの米国投資は長期では有効な運用先です。
・潜在的なパフォーマンスでは過去は強く、金融ショックに対しても跳ね返す力がある。
・入口としては、直接投資か非課税運用のつまたてNISAやiDeCoと組み合わせた投資が成功率が高い。
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独立系+非販売のファイナンシャルプランナー
40代でも間に合う、5000万円資産形成を提唱。
経験とノウハウによる老後資金や資産形成へ向けた家計改善、iDeCoやNISA運用による資産形成、ライフプランからのアドバイスが得意。
下町FPとしてのブログ講座やメルマガが好評。
この講座をベースとして注目のFP監修本『最新版 お金の教科書』も発刊され、資産形成ノウハウを公開中。
保険や金融商品を販売しない顧客中心のコンサル実施による様々なサービスを提供している。
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