学資保険はダメダメ商品になったのか【下町FP】
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あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。今日のメルマガのテーマは、お子さんの教育費をまかなう教育資金をどう作るのかといった話です。
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幼稚園から大学卒業するまで、お子さんの教育費は大きなお金が掛かります。
必要な時にお金が足らないのは避けたいもの、そのために時間を味方にして教育資金を作る手段は昔から行われており、ベストな方法は何なのかについて考えてみました。
子供の生涯教育資金について再確認してみた
幼稚園から大学まで、子供の教育費は大きな金額が掛かるのは承知の通りです。 その対応策として昔から重宝されている商品があります。それは学資保険です。
子供の教育費、人生の3大資金のひとつです。
あなたはどう作っていきますか。学費の一般論としては、中学までは公立で高校・大学が私立になるケースが多いのかとと思います。
すると、大学文系で卒業までは1449万円、理系ではもう少し高く、1545万円が平均として掛かるというデータがあります。
このお金以外に塾や習い事、予備校や大学の下宿等の費用も掛かります。
3大資金のひとつですから、当然大きなお金が掛かる訳ですが、子を思う親の気持ちとしては出来る事はやってあげたい・・その気持ちは分かります。
今の30代~40代の親になられた方は、学資保険に助けられて進学・通学してきた方も多くいます。
これは・・・平成の時代です。
またその両親は50~60代の祖父母の方は、学資保険を実際に運用してきた方も多く、信頼性が高い特徴があります。
これぞ、昭和の時代です。
今回、教育費捻出の手段としての”学資保険の今”を考えててみましょう。
昭和の時代の学資保険
日本郵政のホームページによると1971年(昭和41年)に初めて学資保険が創設がされたと記載があります。
当時はその手の保険がなく、郵便局の簡易保険としてどこでも身近にあり、しかも運営母体が国、手軽な入りやすさから爆発的なブームとなりました。
加入に対しての制限がない、高い利回りや貯蓄性がある。毎年の配当金の存在など、加入者にとっても貯蓄形成に有利な保険として重宝されました。
郵便貯金の定期貯金の金利の推移↓
当時の定期貯金の金利は、なんと7%を超えていたようです。今の預金金利は0.01%ですから、比べるまでもない時代だったのです。
これだけの利回りが続けば、高い貯蓄性と利回りが約束されて利用者が増えたのもうなずけますね。
現代の学資保険は有効なのか
上の現在の定期貯金金利をもう一度見て下さい。今や、預けていても利息を生む環境ではありません。その中で郵政だけでなく、今は各保険会社も学資保険を出しています。
一括納付では積立より高い利回りを約束しています。当たり前ですよね。それだけのお金があるのなら運用はいろいろあります。
この学資保険は貯蓄なのか、親に何かあった時の保障保険なのかと考えると、貯蓄性を全面に出した商品と言えるのではないでしょうか。
いわゆる、返戻率がどこを見ても前面に書かれています。でも、そ返戻率は期待通りでしょうか?
想定される保険会社のアプローチ方法は・・・必要教育費の算出 → 学資保険の提案といった流れでの問題解決と考えます。
ただし、かんぽ生命や一部の保険はなどは返戻率90%のになっているものもあります。後発の学資保険でも返戻率では105~106%位です。年間ではありません。
一年ならいざ知らず、15年や20年納付して最終6%の返戻率では、貯蓄性を売り物にしながら、もはや貯蓄性はないと断言できます。
それより、学資保険は途中解約すると10年位では、ほぼ軒並みに元本割れをします。急な資金需要には、対応できない元本割れリスクを持っている商品です。
過去の高利回りの栄光商品とは今は違っているのです。平成の世代の親や昭和の両親はその事にまだ気づいていません。
そして保険自体は、インフレにとても弱い商品です。15年間の運用中に10%もインフレになれば実質元本割れ確実になります。
そんな学資保険ですが、現代の学資保険のメリットは、どこにあるでしょうか
・大学等の大きなお金の出費に合わせて運用適用できる。
・万一、親に何かあった時、学資としての保障がある。学費支払いがされる。
・税制優遇があり保険控除ができる(4万円まで、他の保険控除がなければこれは有利)
・貯蓄が苦手の人でも保険の積立として貯蓄が出来る。
・・・程度のメリットしか思いつきません。
逆に資産運用がある程度得意の方でしたら、15年もあれば1.5倍にすることも2倍にすることも出来るかもしれません。また銀行の積立定期預金を代わりに使う、会社の財形貯蓄で積み立てをする。選択肢はあります。これなら、必要な時期に解約をしても元本割れは起こりませんね。
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