独立系FP解説 セミナーで言わない米国債券投資で自分年金作り【下町FPブログ】
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セミナーで言わない米国債券投資で自分年金作り
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FPブログ解説 債券を活用すると人生が変わる
マネーストレスフリーを応援する下町FPです。
米国債券を20~30年間にわたる長期投資で自分年金を作る事は、セミナーなどや証券会社では決して出てこない話です。
どちらかと言えば外貨建て終身保険のようなキックバックの大きい商品ばかりが目につきます。
そこで米国債券について考えてみましょう。
知る人ぞ知る米国債券投資。売り手が儲かる商品でないのでセールスされる事はまずない商品ですが、長期投資には適格な商品です。
新発債券は私たちは買えませんが、市場で既発債(中古みたいなもの)の購入がいつでも可能です。
まずはこの債権の発行元はアメリカ合衆国ですので、余程のことがないと紙屑にはなりません。
債権の種類はふたつあり、購入すると満期まで半年ごとにドルで利払いがある債券と利払い分を満期から逆算して発行価額から差引き割引いたストリップス債(ゼロクーポン割引債)があります。自分年金のおすすめはストリップス債です。
利率は発行利率はあくまで表面利率であり、新発の米国債は日々発行されており、既発債の実質利廻りはその利率の影響を受け変動します。
現在米国利回りは上昇の頭打ちから低下となりほぼ低下の山は越したかと思います。
債権は10年・30年物が主流であり、昨日の利率では10年物が1.89%・30年物は2.31%の利率です。
ドル建て購入でドル建て利払いですから、ドル調達両替にもひとひねり工夫が必要ですが、購入後は全てドルベースとなります。
この方法は興味があれば、お尋ねください。
ドル債券投資の好機のピークは昨年末から今年の1月辺りでした。
まだ金利上昇が予測されていましたが、利下げモードに入った為、利回りが低下しました。
上記は30年米国国債の利回りグラフです。狙い目の3%を割りこんでいます。
債券の良い点は先ほどのアメリカという安心感とドル建てとすれば、元本割れがない点です。購入後はドル建てで全運用ですので、約束されたドルが確実に帰ってきます。
ではこの利回りピークをいったん過ぎた債券を誰がどう買ったらよいかです。
私、下町FPも債券運用して年間40万円近く利払いを受けています。
この額は国民年金の半分くらいの受け取りに相当します。つまり自分年金としてならまだ使えるという事です。
手法とすれば20年以上の長期投資で自分年金を作ることです。
時間を味方につけてリスクを回避する手法です。リスクは為替変動だけです。
自分年金はドル債券で構築するとよい
今、既発債2042年満期のストリップス債の実質利回りは2.2%位です。利回りを除く価格は表面価格の56%位で購入できます。
もちろん22年後の満期時には利息込みで発行額面の100%で返却です。
例えば1万ドル(円換算109万円)を毎年誕生日に購入するとします。購入はざっくりで言うと109万円×56%=61万円で額面1万ドル購入できます。毎年購入を続けます。
ボーナスでも活用して購入しますか?
22年後に定年退社の人が22年米国債券購入を続けました。そして65歳の退職とします。投資総額は61万×22年=1342万円になっています。
22年間毎年購入ですから22万ドルの債券になっています。
そして、65歳から毎年満期返却が始まります。毎年1万ドルです。
為替レートが一定だとすると返却の1万ドルは109万円となります。
これから22年間87歳まで毎年満期が訪れるわけです。
投資金額は22年で1342万円でしたが、満期返却では109万円×22年=2398万円の利息込みです。
所得税は差引かれますが、リタイアされた22年間は毎年確実に受取りとなり自分年金が完成します。
こういった投資方法も可能です。
年2回利払いが欲しい方は退職金などの運用も可能です。満期月の異なる米国債券を購入すると隔月等での利息受け取りが出来、満期には投資額元本で返済されます。
キャッシュストレスフリーを目指し、お金を味方につけ働かす。 インカムゲインやキャッシュフローを構築する方法はいろいろあります。
無料のセミナーには決してありません。そんな時、独立系のFPを味方につけるのも方法です。特定商品の販売や斡旋はしません。
FPは、相談者向けのポートフォリオを提案してくれるでしょう。
★このFPブログ講座を書いてる人★
独立系非販売の数少ないファイナンシャルプランナーとして活動中
40代でも間に合う5,000万円資産形成を提唱しておりメディア記事も多数寄稿
経験ノウハウによる老後資金や資産形成へ向けた家計改善、iDeCoやNISA運用による資産形成、バランスの取れた米国国債債券投資を組み合わせてのアセットプラン作成、ライフプランからのアドバイスやリタイアメント向け相談やコンサルタントを行っている。
東京浅草の下町FPとして、ブログ講座やメルマガが好評で読者・会員も多数。
この講座をベースとして注目のFP監修本『最新版 お金の教科書』も発刊され、資産形成ノウハウを公開している。
保険や金融商品を販売しない顧客中心のコンサルで、様々なサービスを提供中。
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人生の3大資金といわれる『教育資金』『住宅資金』『老後資金』などの資産形成やFIREと言われる早期リタイアの為の資産形成などの運用対策や貯蓄対策を中心にして活動しています。
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