民間医療保険は万能ではない【下町FP】
マネーストレスフリーを応援する下町FPです。
死亡保険は子供が生まれて入ってみたものの、医療保険をなんとなく特約で入った、或いは別で契約した方も多いと思います。そこで今回は医療保険の話です。

死亡保険は契約高支払い、火災保険な実損払いとなっています。医療保険は第三の保険といいどちらかといえば、発生時一定額払いとなっています。保障するのは基本一日当たり〇〇千円、手術時一定〇〇万支払いというパターンや通院一日いくらといったパターンが圧倒的です。
契約年齢にもよりますが、40歳契約、60歳終身とした場合、月7000円×12ヶ月年間=168万もの生涯支払いとなります。本当に預金がなく入院が心配でも、これで10日入院して1日5000円で5万円受け取るのでは割に合いません。
日本は世界に誇る社会保険大国です。その中でも高額療養費制度はとても優れた制度です。そして保険の負担割合も3割負担が最高とサポート体制が整っているのです。

上図は高額療養制度の事例ですが、突然の入院でその月の実際の医療費が80万円掛かったとしても窓口では3割負担の24万円がMAXとなります。
そしてこれは高額療養に当たりますので収入に応じた最大限度額があり、上記の例では健保標準報酬月額50万円または国保年間600万円の患者は、基本80,100円+(総医療費-267,000円)×1%が限度額となり85,430円の負担で済みます。
収入が少なくなれば負担金もさらに減少しますし、また高齢になれば2割・1割負担になってきます。そこに一日5000円受け取る保険をかける意味はあるのか疑問です。
私がこの相談者と面談するなら解約も視野に入れることもあるでしょう。
ただし、ご自身で支払うべき保険料を積立定期預金等でプールされておくことを勧めます。このケースは終身保険でしたからまだしも、掛捨ての医療保険なら本当に必要となる65歳過ぎには入れない人も出てきます。健康と年齢制限による拒否。
なかなか勉強しないと保険は適用種類と商品が多く大変であり、皆さん何となく入ってしまうのが実情だと思います。日本は世界有数の保険加盟大国です。しかも世界有数の社会保険大国なのにです・・・。、
1千万の死亡保障定期保険の契約は1千万円そこに支払う大きな支出だと理解ください。保険貧乏にならない事をお祈りしております。こんな疑問をお持ちの方へ・・・
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