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米国株式投資と夢の配当生活狙いを目指す人が急増中
お金にまつわる様々な有用な知識を独自の視点や切り口で独立系FP&非販売のFPが解説します。
FPブログ解説 それでも人気の米国株式と配当銘柄
2020年は米国の株価パフォーマンスはとても良い成績でした。
その分2021年は、景気回復による金利上昇懸念により、現在長期10年米国国債利回りが1.7%になるに至って、企業の足かせとなるのではと価格調整が入る局面も起こっています。
2021年も米国株式市場は、長期の資産形成において、日本株式より人気があるでしょう。
米国投資に関わる方法として人気の方法は2通りあり、ひとつは日本の米国に投資をする投資信託を買う方法、もうひとつは証券会社経由で米国の株式やETFを買う方法です。
もちろん、直接米国の株式などを買う方法もありますが、一般の方にはハードルが高すぎると思います。では、一体どんな株式やファンドに人気があるのでしょうか?
SBI証券のランキングで見てみましょう。
証券会社実績ランキングです。
まずは投資信託最新販売ランキング2021.03現在です。
TOPは、日本製の米国バンガード社ミートのVOOインデックスファンドで、2位は三菱UFJのeMAXs slimの米国株式S&P500ファンドです。
やはり迷ったら米国を買え!!、次は先進国(除く日本)!!といった感じなのでしょうか。
これらは配当などの分配を行わない『つみたてNISA』や『iDeCo』で人気の高いファンドがランキングしているようです。
では、米国に絞り込むと個別銘柄でない米国ETFでの傾向はどうでしょうか。ここでは保有ランキングで売れ筋傾向を見てみたいと思います。
ちなみにETFとは、上場投資信託の事で、リアルタイムに売買可能な投資信託です。
ここでもVOOというS&P500の指数に連動するETFがTOPに選ばれていました。次にVTIがランクイン。このVTIは、米国全体をフォローするファンドです。
この人気のS&P500とは、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。
一方VTIは、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする3,500銘柄以上にわたる大型から小型の株に分散投資するファンドで米国そのものです。
いずれも驚くほどの低い手数料で運営されていますから、市場さえ伸びれば長期のパフォーマンスが期待できます。
4位にはQQQというナスダック指数に連動するファンドがランクインしています。
このナスダックとは、米国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場で、AmazonやApple、Google(アルファベット)、マイクロソフト、フェイスブックといった名だたるIT関連企業がナスダックに上場しています。
やはりこのあたりが長期投資でも資産形成としては円建ての投資信託、ドル建てのETFでも人気が高い鉄板銘柄のようです。
その下のランクインには、意外にも米国高配当ETFの御三家がランクインしているのです。
具体的には、SPYD・VYM・HDVが該当して、2%から4%程度の分配金が四半期単位で発生する分配金狙いのETFであり、ここにも人気が集まっていたのです。
配当金は売却をしなくても保有してさえいれば利益を得られる点でやはり人気なのです。
あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。
この下町FP日々雑感は、通常のセミナー講座とは異なり、個人投資家としての実績や毎日のニュースや見聞き経験したもので、皆さんと共有したいものを『徒然なるままに』お届けしています。お気軽な気持ちでご一読下さい。
会社員に向く『ほったらかし投資』配当生活
なぜ多くの人が米国支持なのでしょうか?
そういえばこの間、資産運用のZOOMコンサルを行いましたが、その相談者の女性の方も米国個別銘柄とETFを保有されていました。本当に身近な存在になっているんだと実感した次第です。
米国への株式人気を検証してみると納得の結果が出てきます。
1.米国の株式市場(NYダウ)は長期にわたって高い上昇を示しており、長期では10倍成長もあり得る。人口3億人の先進国。
2.成長性の高い企業が生まれる環境と連続増配や高配当の企業が多い。イノベーション企業が生まれる市場環境。
3.USドルは、日本人にも馴染みやすく円で簡単にドル投資が可能の仕組み。
4.為替が円安に長期でなるとすれば、為替だけで大きな利益が得られる。
また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中に積み上がった約2兆ドルの家計貯蓄を手掛かりに、米成長が数年間トレンドを上回る可能性も指摘されているのです。
こんな背景もあり、米国は株式をやられている方には人気なのでしょう。
米国ダウ30種工業株 10年
米国NSADAQ 10年
S&P500指数10年
米ドル円為替レート 10年
高配当ETFにも相当人気があるのは何故なのでしょうか。
本来は資産運用は、分配を行わず再投資をして資産自体の拡大を狙うのがセオリーの筈です。つまり、複利のチカラです。
確かに年齢が若い方は、資産を拡大してのキャピタルゲイン狙い、リタイアを見据えた方は配当などのインカムゲインを好む傾向があるのは事実です。
実は僕もいろいろインカム投資をして、現物不動産、株式、REIT。
米国ETF、海外銀行預金、米国債券や高配当社債、上場ソーラーファンド、ソーシャルレンディングと気づくと年間300万円超えの配当や収入を得ています。またリタイア世代でもあるのです。
この資産は、たまに入替えや買い増しだけを行っている『ほったらかし?投資』ともいえるものです。株価の上昇狙いでなく、配当が好きな方は僕も含めてこんな理由で投資をしているのだと思います。
高配当好きの方の、理由を考えてみました。
配当好きの理由6つ
1.毎月の配当やインカム収入が生活の潤いに貢献してくれる
2.大きくはありませんが、株式などは価格自体のゆっくりとした価格成長も実感できる。
3.毎日変化する株価に大きく悩まなくてもよい。
4.株価が暴落しても、配当がその傷をいやしてくれてHOLDできる。
5.売却しなくても利益が定期的に得られる。
6.リタイアしても給料のようにじぶん年金のようにお金が入ってくる。
おまけにもう一つ・・敢えて言うのならば
7.現役でも株価の一喜一憂に振り回されないライフスタイルが出来る。
意外に一喜一憂しない投資が受けているのかもしれません。個別銘柄などの株式投資は、仕事中も株価が気になり、株式アプリが手放せなくなる方が多いのです。
配当分配生活を憧れる方は、FIREなどの早期リタイアや定年、売却を伴わないゆったりした投資スタイルを狙っている方が多く、安く買って高く売るという値上がり期待の方は、頻繁に売買しながらの爆益を狙っている方か、長期投資での資産自体の拡大を狙っている方が多いのです。
個人的には売却狙いよりは配当狙いのほうが投資の成功確率が高い気がします
☞日々雑感、今日のポイント
株には、成長銘柄を狙うグロース投資や割安銘柄を買うバリュー投資などがありますが、銘柄だけ間違わなく『たまごをひとつの籠に盛らない』分散した配当狙いの投資が、投資の成功率は逆に高いと感じています。
株式の世界は10人に一人しか成功しないとも言われており、9割が退場する世界だとされています。また販売した投資信託の半分くらいは運用がマイナスになっているのも事実です。
キャピタル利益での爆益はひと握りの方で、しかもなかなか再現性がないのです。
もちろんスイングトレードやデイトレードなんて、会社員がやれる運用方法ではありません。そうなると『ほったらかし投資』選択になる方も出てくるのでしょう。
株式は100年に1回の暴落が、実は10年に1回は起こっています。そんな時に定年間近だったり、お子さんの大学費用を株式で準備していたらたまりません。
株価の変動を狙った運用よりは、配当を確実に貰いながらの投資が好きな方はそういった理由があるのだと思います。
増配や高配当運用は、10年位保有できれば、半分近く元が取れてしまう運用が可能です。だから暴落にも耐えられるのであり、投資の確実性が高まるのは配当狙いのほうだと思うのです。
ところで、あなたはどっち派ですか?
★このFPブログ講座を書いてる人★
独立系非販売の数少ないファイナンシャルプランナーとして活動中
40代でも間に合う5,000万円資産形成を提唱しておりメディア記事も多数寄稿
経験ノウハウによる老後資金や資産形成へ向けた家計改善、iDeCoやNISA運用による資産形成、バランスの取れた米国国債債券投資を組み合わせてのアセットプラン作成、ライフプランからのアドバイスやリタイアメント向け相談やコンサルタントを行っている。
東京浅草の下町FPとして、ブログ講座やメルマガが好評で読者・会員も多数。
この講座をベースとして注目のFP監修本『最新版 お金の教科書』も発刊され、資産形成ノウハウを公開している。
保険や金融商品を販売しない顧客中心のコンサルで、様々なサービスを提供中。
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