独立系FP解説　コロナ禍で株式のＶＩＸ指数が大変動開始したら【下町ＦＰブログBlog】

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コロナ禍で株式のＶＩＸ指数が大変動開始したら

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2020年3/02記事です。

FPブログ解説 ＶＩＸ指数が大変動中する時は

コロナ肺炎で世界中の市場が混乱しています。

損失を受けた方も多いとは思いますが、市場は上げ下げが必ずついて回ります。リーマンショックを未経験の方は、気が気ではないでしょう。ここはStaying Powerを信じて踏ん張るのも方法です。

相場下落が発生した時に市場での投資ポジションを維持する力で、相場が大きく下落するようなリーマン・ショック的な下落に遭遇した時も、退場せず市場に残り続けた投資家は、結果的に損失を計上することなく、元通りに回復したケースが多くあるという分析の事です。    

ところで、ＶＩＸ指数って知っていますか？

VIX指数とは、Volatility Index（ボラティリティ・インデックス）の略称です。また、別名として「恐怖指数」とも呼ばれています。

すごい和訳ですね。

VIX指数は、シカゴ・オプション取引所（CBOE)が、アメリカのS&P500を対象とするオプショントレードのIV（インプライド・ボラティリティー）の値動きを元に算出し、公表しています。

この指数が株式相場や市場の強気や弱気を計るのにとても有効です。

しかも、現実としてこの指数は米国のいくつかの指数で組み合させて算出されますが、世界的にもトレンドとしてみることが出来る便利な指数なんです。

ＶＩＸはどこで見れるのか、どう使えるのか

今は世界的な株価下落のの負のスパイラルが続いています。

アジア、中国、日本と連動、夕方になると欧州、夜は米国とぐるぐる市場は連動しています。

一回大きな波紋が広がると世界中をぐるぐる回ります。いい時も悪い時もです。

VIX指数と株式市場は逆相関の関係があると言われています。

つまりＶＩＸが上がると、株価が下がる。ＶＩＸが下がると株価が上がるという事です。

現在のリアルチャートです。(Money box様チャート)

ＶＩＸ指数チャート

どうですか。

下のチャートではVIX指数は現在40.11です。同時にNYダウは真っ逆さま下落を続けています。

一般的には、VIX指数が１０〜２０という低水準の時は株式相場が大きく上昇している。このVIX指数が３０以上という極めて高水準の時は株式相場が大きく下落している状況を指しています。

3/1現在では40.11でしたね。総悲観に近い指数ですね。

ＶＩＸ指数とどう付き合うのか

VIX指数は、株式投資をする方にシグナルを私たちに与えてくれています。

ただ、ＶＩＸは未来の先を読む魔法の指数ではありません。

つまり、株式の先行指標ではないという事です。

VIX指数は、株式相場の投資家心理を算出した指標となります。

指数が上昇する場面では既に株式相場が先行して暴落している結果指数と言えます。

ただし、今の市場がどうなっているのかを見る、売り買いのタイミングを見る時に使えます。

投資家心理が今、リスクを取る相場なのか、リスク回避相場なのかのタイミングを見ることが出来ます。

資産運用には投資はつきものです。市場から退場しないようＶＩＸにも注目しましょう！！

★このFPブログ講座を書いてる人★

独立系非販売の数少ないファイナンシャルプランナーとして活動中

40代でも間に合う5,000万円資産形成を提唱しておりメディア記事も多数寄稿

経験ノウハウによる老後資金や資産形成へ向けた家計改善、iDeCoやNISA運用による資産形成、バランスの取れた米国国債債券投資を組み合わせてのアセットプラン作成、ライフプランからのアドバイスやリタイアメント向け相談やコンサルタントを行っている。

東京浅草の下町FPとして、ブログ講座やメルマガが好評で読者・会員も多数。

この講座をベースとして注目のFP監修本『最新版 お金の教科書』も発刊され、資産形成ノウハウを公開している。

保険や金融商品を販売しない顧客中心のコンサルで、様々なサービスを提供中。

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